2019/06/24 22:07
Quantize西郷どんグッズ オフィシャルBASEブログでは、鹿児島出身で国内外で活躍している方、鹿児島を拠点に様々な活動している方々をご紹介しています。
『齊木由香(日本礼法教授)』
○お仕事内容を教えてください。
日本の和の作法を温泉旅館の女将さんや仲居さんを始め、サービス業に従事している方にお伝えしています。
最近では、和文化に関する執筆や、「ソニーミュージックエンタテインメント」様「アイフル」様など、大手企業のCMの監修・所作指導も行っています。
○この仕事をはじめたきっかけはなんですか?
祖母が毎日着物を着て生活する人でしたので、幼少期から年中行事には和装で過ごしていた事や鹿児島の豊かな自然の中で生活してきた事が影響していると思います。
その後、現在の基盤である「日本礼法」の首都圏での再建にお声を掛けて頂いた事がきっかけとなりました。現在は一般社団法人 日本礼法 教授並びに理事として運営にも携わっております。
○仕事をしていて一番達成感のある瞬間はなんですか?
所作指導を通して自信を持ってお仕事に励んでいる様子を見ると達成感を感じます。また、自身が手掛けたCMなどのオンエアや、執筆した記事を読んで情報番組などから取材の依頼をいただくと、何だか認められた気がして嬉しい気持ちになります。
○鹿児島の好きなところは
第一に手付かずの大自然が残っているところです。これだけ、都市化が進む現代だからこそ、自然に即した生活が出来る事は大変素晴らしい事のように思います。
こうした環境に育った事は私にとって大きな財産です。
○鹿児島のみなさんにメッセージまたはイベント告知・宣伝など
鹿児島県伊佐市に住んでいた頃は、田舎でやりたい事が出来る環境にないな…と思っていましたが、この、「何もする事がない」環境が想像力を育んだり、そこでの蓄積がモチベーションに変わっていると思います。土地が育む心優しい鹿児島や鹿児島の人が大好きです!一緒に是非、盛り上げて行きたいです。
【告知】2019年6月28日(金)18時~20時
「日本礼法×RIEDEL」『実は知らない正しい会食の作法』と題して、伊勢丹新宿で特別講座を開催します。
お近くにいらっしゃる方は是非いらして下さい。
https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku/shops/living/kitchen_dining/shopnews_list/shopnews042.html
○最後に、いま、一番気になっていることはありますか?
企業さまとお取り組みをさせていただく中で、現在、便箋や一筆箋などの開発を行っております。
その中で、「和紙」を便箋の素材として扱う予定なのですが、和紙を繊維そのものから作ってみたいなと気になっています。
【お名前】
齊木由香(さいきゆか)
一般社団法人 日本礼法 理事/教授
【プロフィール】
1982年10月9日生まれ 鹿児島県出身
旧酒蔵家出身であったため、幼少期より新年の挨拶を始め年間の行事には和装を着用し、着物に親しむ。大妻女子大学にて着物を生地から仕立てるなど、日本文化における衣食住について学ぶ。
2003年 芸能プロダクションによる約4千人のオーディションより選出され、テレビドラマ,CM,映画等多数出演。ドラマでの和装着経験を活かし、着る観点から"魅せる"きものを提案。
また、自身の体型をもとに現代人における長身・細身をいかに現代的に綺麗に着こなすかを研究している。
また、日本の文化であるもてなしの心・所作を現代に伝える取り組みを行っている。「いかに和の心地よい空間を作るか」をテーマに温泉旅館などで指導にあたる。
さらに、日本文化の海外への発信にも力を入れ、「国際留学生協会」で着付けプログラムなどに参画している。
<資格>
財団法人民族衣裳文化普及協会認定 着物着付師範
食生活アドバイザー・秘書検定1級・英語検定2級・日本礼法教授
<経歴>
大妻女子大学卒業・マルタ共和国 EC Malta /ハワイ州 Shane Global Village 語学留学
<講師実績>
温泉旅館でのサービスの心得に関する指導
シティホテルでの顧客対応・クレーム応対の指導
和食料亭での和装所作の指導
メーカーショールームでのコミュニケーション作法の指導 など
【会社情報】
一般社団法人 日本礼法
◯バックナンバー
Quantizeインタビュー Vol.7春風亭柳之助(落語家 』
Quantize インタビューVol.6 福元ゆみ(ラジオパーソナリティ)
Quantize インタビュー Vol.5 カワバタトモキ(ナレーター)